愛車が傷ついたときは、板金塗装という修理が必要です。そこでDIYで解決したいが、大丈夫かどうか知りたい方もいるでしょう。実際は小さな傷なら、DIYで充分な場合もあります。しかしダメージが大きいようなら、無理をしないで業者に頼みましょう。
今回は車のダメージを自力で直せる可能性を知りたい方のために、DIYと業者でどちらが得かを解説します。傷やへこみが目立つようなら業者依頼が無難です。こちらを読めば、状況に応じて正しい判断ができるようになります。
板金塗装はDIYでも可能か？
自力での板金塗装で、車のダメージを直したい方もいるでしょう。わずかな傷なら対応できる場合もあります。しかし傷が大きいときは、業者への相談がおすすめです。ここでは板金塗装のDIYが可能な範囲と、リスクをまとめました。
わずかな傷ならDIYでも可能
車についた傷がわずかなら、DIYでも対応できるでしょう。コンパウンドやスポンジ、マスキングテープなどがあれば、自力で補修できます。あまり目立たないようなダメージなら、業者に頼むよりもこちらの方が安く済むかもしれません。
ただし傷の修復方法がわからない方もいるでしょう。その場合は修理工場やカー用品店などの店員から、直し方を聞き出してください。専門知識に基づいたアドバイスによって、修理の仕方がわかるのではないでしょうか。
ごく小さく、目立たない程度のキズならDIYでの板金塗装ができるかもしれません。
傷が大きい場合は無理をしないように
傷が大きい場合は、無理に自分で直そうとしない方が賢明です。コンパウンドだけでは深い傷を直しにくいでしょう。バンパーの歪みを元に戻せない場合や、塗装のやり直しでムラが残る可能性にも注意です。
板金塗装はもともとダメージの修復作業全体を指す言葉です。しかし作業中には、塗料やパテのような専門的な道具を要することがあります。このような状況では、知識のない方にとって難しいでしょう。
傷が目立つ場合は、コンパウンドによる自力修復は困難です。業者に頼む方が無難でしょう。
DIYによる板金塗装のリスク
DIYでの板金塗装には、仕上がりの不全や状況悪化などのリスクがあります。塗装作業に求められる環境はデリケートです。清潔な密閉環境で作業をしなければ、きれいな色に仕上がりません。下地処理の段階でホコリやチリがつき、色ムラにつながるからです。
さらにやり方が違うと、修理前より悪い状態になる可能性さえあります。損傷の具合やカラーに合わせて、道具や工程を適切に選ばなければいけないからです。以上を正確に果たすには、専門的な知識を要します。このように板金塗装は環境から手順まで気をつかうので、自力での作業には限界があるのです。
板金塗装には業者依頼がおすすめ
板金塗装を完璧にしたいなら、業者にまかせましょう。専門的な知識のある業者なら、車のダメージを直してもらえる可能性があるからです。相応のお金はかかりますが、車をきれいな状態に戻したい場合は、業者への相談を考えましょう。ここでは板金塗装を扱う業者に関して、詳細な情報をまとめています。
本格的な板金塗装には専門知識が必要
傷やへこみの修復が本格的になるなら、専門知識が必要です。ダメージに応じて、修復の手順も違います。道具やノウハウなども特殊になるでしょう。
たとえばパーツの変形を元に戻すことを「ハンマリング」と呼びます。この場合は、ハンマーで叩いて元に戻さなければなりません。きれいな形に戻せるように、叩き方にもコツがあります。ほかにもスタッド溶接機や半田（はんだ）など、板金作業には特殊な用具を使うのです。
以上を考えても、車の深い傷を直してもらうには、業者の力を借りましょう。
板金塗装を依頼できる場所はさまざま
板金作業は、さまざまな場所で依頼できます。自動車修理工場だけでなくカー用品店、ガソリンスタンド、ディーラーでも可能です。依頼先によって修理費用の相場も違う点に気をつけてください。
たとえばディーラーには、自社設備で修理を進めるケースがあります。または下請けの専門業者にまかせる場合もあるでしょう。ほかの形式でも依頼先によって修理方法や価格帯が違います。事前にサービス内容を調べてから、目当ての業者を決めてください。
依頼前はサービス内容や見積もりをチェック
板金修理の依頼前は、サービス内容や見積もりを確かめましょう。納得できる価格で、良好な修理結果を得るためです。とくに傷やへこみを最小範囲で直してくれることを念頭に置いてください。
一方で見積もりが安くても、修理が手抜きだと納得のできる仕上がりになりません。業者の公式サイトにアクセスし、やり方を確かめましょう。目当ての業者から見積もりをもらい、サービス内容にも安心できれば、依頼を決めてください。
まとめ
板金修理のDIYは、ごく浅く小さい程度なら、コンパウンドで対応できるでしょう。しかしそれで直せないダメージは、無理をせずに業者に頼んでください。DIYによってうまく仕上げられないおそれや、修理前より状況が悪化するリスクがあります。
そこで板金修理は、基本的に業者依頼がおすすめです。見積もりやサービス内容に納得したうえで、契約を決めましょう。車をきれいな状態に戻すには、適切な業者の協力が欠かせません。
「久土地自動車工業」では、手ごろな価格で板金修理を受け入れます。海外メーカーの車でも、積極的に応じるスタンスです。車の傷やへこみでお悩みの方は、ぜひご相談ください。
