板金塗装の仕事の平均的な給料を知っておこう

現代は安定した収入を得るために、専門的な資格を取得したい人が増えています。 自動車整備工場や正規ディーラーに就職をして、板金塗装の仕事をしたい人も数多く存在します。 豊富な知識や経験を持っていたり、他の職場で働いたりした経験のある人は転職などに有利です。 板金塗装の資格を持っている人の、平均的な給料の相場はご存知でしょうか。 正規ディーラーや大手の専門業者、個人経営の自動車整備工場によっても、多少は違ってきますが18万円から、30万円前後のところが多いです。...

板金塗装で開業したいなら

板金塗装の技術は一度身につければ、職人として一生使っていけます。 手に職をつけキャリアアップをしていきたい方や、将来は独立開業したい方にも人気の技術です。 もっとも、技術を学んだからいきなり開業する方はあまりいません。 様々なケースで修理やカスタマイズなどを経験し、経験値を高めて、応用事例にも対応できるノウハウが身につけかないと、開業は難しいでしょう。 そのため、まずは板金塗装専門店や整備工場、修理店やカスタマイズ店などに就職して修業をするのがおすすめです。...

外国人客や外車の対応も多い板金塗装

板金塗装は英語で表現すると bodywork & paintとなります。 日本語では板金塗装とひとくくりにされがちですが、実際の作業現場では板金と塗装に分かれ、作業をそれぞれの専門職人が分担している工場も少なくありません。 英語表現の方が、より仕事の実態に即しているかもしれません。 近年は板金塗装の現場でも外車にも対応できるお店も増えてきました。 日本車とはパネルの素材や塗料の性質が異なるケースも多いため、対応できないお店も多い反面、知識を学んで欧州車など高級外車にも対応できるお店が出てきています。...

板金塗装は、意外と高度な職人技で、熟練の技術と経験が必要な場合も多い

板金塗装のやり方は何種類かありますが、一番有名な方法は、筆や刷毛でしっかりと塗っていく方法です。また、1回塗れば終了というわけではなく、何層か重ねて塗り重ねて仕上げる場合がほとんどで、筆の跡を残さず、いかに自然に仕上げるかが塗装する人の腕の見せどころとなっています。また、スプレー上の塗料を何層か重ねる方法もありますが、もちろんスプレー形式の場合もしっかりと均一に塗り重ねる独特の技術は必須といえます。一部分を残して塗装したい場合は、マスキングテープというはがしやすいテープをあらかじめ土台に貼っておいてから、そのまま塗料等を重ねて塗ったあ...

塗装技術のぼかし

車にキズやヘコミが出た場合は板金塗装で修復が行われますが、この場合もいかにも修理したとわかる仕上がりになるのは困ります。特に塗装部分の色が違うと明らかに修復したことがわかってしまいますので、できるだけ元のボディと同じ色になることが大事です。良い仕上がりにするためにも、塗装職人はできるだけ高い精度での調色を試みますが、どれだけ高い技術力と豊富な経験があっても100%同じ色にすることはできません。そこで、できるだけ丁寧に調色した上で、より自然になじませるための、ぼかしという作業も必要です。こうした作業により、さらに修復部分が違和感なく、元...

板金塗装のパテ作業

車をぶつけてしまった際は大きなヘコミができることもありますが、そのままでは見た目も良くありませんので修理に出す人は多いものです。ヘコミを直すためには板金の技術が必要ですが、塗装面をはがして作業を行いますので板金で形を整えたあとは、その部分を塗装する必要があります。そして、板金でどれだけキレイに整えてもやはり金属は変形してしまいますので、そのまま塗料を塗ってもキレイに仕上げることはできません。そこで、板金で整えたあとはパテを塗って表面を滑らかにする作業が行われます。パテを盛りつけたあとはそれを削ってキレイに整え、その後に下塗り作業をする...